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保育の概要 〜 特徴

担当制保育

IMG_4448.jpg初めて親の手から離れ、保育園という集団の中で生活を始める子ども(乳児)にとって、園での生活は大きな不安とストレスを抱えることになります。そんな子どもの不安を取り除き、情緒の安定をはかりながら健全な発達を促すためには、保育者と子どもの愛着関係の構築が重要です。
私たちの園では、従来のような保育者がクラス単位で子どもを保育する方法ではなく、より密度の高い関係を築くために、特定の保育者が2〜3名の子どもの食事・排泄などを担当しながら愛着関係を構築する「育児担当制」を行っています。担当する子どもの生活リズムに合わせて丁寧に保育をする事で、習慣を身につけ、また保育者を信頼し、安定した生活が送れるようになり、これが園生活全ての基礎となるのです。


夏期の保育

IMG_4473.jpg私たちの園では、夏期のみ3、4、5歳の年齢の異なった子どもたちを一つのクラスとして編成する「異年齢保育」を実施しています。この保育形態では、発達や経験の異なった子どもたちがお互いに交流し、影響し合うことが大きな学びとなり、子どもたちの成長を促します。また一緒に暮らすという関係の中で、それぞれの子どもが自分らしくふるまえる居場所をみつけていくことも重要なのです。
IMG_4398.jpg基本的に、園での生活全般は年齢層の異なったグループで共有し、ある一定の活動に関しては、年齢ごとに合同で行います。



食育

食べることは、生きることの源であり、心と体の発達に密接に関係しています。乳幼児期から、発達段階に応じて豊かな食の体験を積み重ねていくことにより、生涯にわたって健康でいきいきとした生活を送る基礎となる「食を営む力」を培うことが重要です。
P9260637.JPG保育園の食事は空腹を満たすだけでなく、人間的な信頼関係の基礎をつくる営みでもあり、子どもが身近な大人からの援助を受けながら、他の子どもとのかかわりを通して、豊かな食の体験を積み重ね、楽しく食べる体験を通して、食への関心を育み、「食を営む力」の基礎を培うをことを目指しています。


体育(体育ローテーション)

IMG_4351.jpg運動遊びは、身体を動かす事自体が楽しみであり、その結果として「体格の向上や運動機能の発達などの身体的発達に役立つ」と言われています。特に脳・神経系が急激に発達する幼児期は、見る、聞く、触れて感じるなど様々な感覚を働かせたり、器具などを使い、手や足をはじめとする多くの運動器官を動かしながら、体のバランスをとって運動することなどで基本的な動きを習得していきます。この時期に、子どもたちにとってできるだけ望ましい刺激を与える環境を準備していくことが重要です。
IMG_4363.jpgまた、子どもの発育発達にとって運動遊びは、単に脳を刺激するばかりでなく、感情をコントロールする部分までも活性化することが、近年の脳科学や幼児教育の研究の中で明らかにされています。 私たちは、たっぷりとしかも楽しく運動遊びを行うことで、「生きる力」を支える『健やかな体』『豊かな心』を育んで行きたいと思っています。