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「一日のリズム、一年の流れ」

 あそび、食事、お昼寝、そして再びあそびへと、こどもたちの一日は、一つの流れにそって過ぎていきます。私たちの園では、一日のリズムをしっかりとつくり、それを日々積み重ねる事で、確かな育ちをはぐくんでいます。また、乳児を「担当制」にすることで、こどもたちが安心して心おだやかに過ごせる環境も整えています。毎日の繰り返しは、ともすると同じ事の繰り返しに見えますが、実際には、小さな発見や感動にあふれ、昨日とは違う、今日や明日がやって来ます。季節によって表情を変える自然のように、毎日の中に、新たな発見をし、こどもたちと一緒に成長していける。そんな保育を目指しています。

「小さな一歩は、大きな一歩」

 普段から、こどもたちの目線になると、いろんなものが見えてきます。たとえば「時間」私たち大人から見ると一瞬のできごとでも、こどもたちの世界では随分ゆっくり進んでいることに気づきます。そう考えると「待つ」ことも楽しみです。自分でしたいと思う気持ちを待つ。一歩踏み出すその時を待つ。せかさず、あきらめず、じっくりと待ったその先には、小さな一歩を大きな一歩に変える、計り知れない力が秘められているのです。
 異年齢のこどもたちと接する「たて割り保育」の実践や、スイミング、リトミック、造形など、あらゆる経験の中から、こどもたち一人ひとりのその時が、一つでも多く訪れることを願って、私たちは日々の保育に取り組んでいます。



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「ひと言のチカラ、ひとつの成長」

 乳幼児期のこどもたちは、あそびやけんかを通して、さらには、周りの人との関わりによって、内面的な成長をはぐくんでいきます。私たちの園では、こども自身のありのままを受け止め、その全てを認めた上での保育を実践しています。さまざまな場面で積極的に声かけを行うのもそのひとつです。やさしく、ときにはあたたかく、こころに届く言葉で話しかけます。否定するのではなく、肯定することで、自立と自律を促すのです。認められ、成長していくこどもたちの姿から、私たちもまた力をもらい、未来へと歩み続けています。